「なるほどデザイン」を読んで

書籍

この本を選んだ理由

  • 資料で良し悪しを感じることはあるが、デザインについて学んだことがないのでその理由を言語化できないなぁと感じていた。
  • たまにはテックじゃない本を読もう。

所感

良かった点

  • デザイナーの7つ道具としてキャッチーに説明されている。
    • 一方で「おおまかな空間と細かな空間に反応する細胞が異なる」、「まっすぐと斜めに反応する細胞が異なる」といった脳の神経細胞の特性を利用したという説明もあり、ユルさとシッカリさをバランス良く使っている。
    • また図と地という心理学の面もデザインには使われている。
  • なじみの良い配色は色相、明度、トーンの何か一つを揃えると良い。というデザインを学んだ事がある人であれば初歩的な内容も書いてある。
    • ドミナント・カラー(色相を同一、もしくは少し変える)といったワードがあることは知らなかった。雰囲気で揃えたほうが良いかも…くらいだったので配色の説明はしやすくなる。
  • 写真の構図についても書いてある。
    • 焦点の当て方、構図の分割、放射線、感じる写真/読む写真かなど、意識する点を学べた。
    • 妻から絶望的に写真のセンスがないと言われていた理由が分かった気がした。

その他

  • 読んだだけではデザイン力は身につかないなぁ…と思った。
    • 日頃からデザインについて意識し、気になった所があれば振り返って調べれるようにはしたい。
  • 表紙はNoritakeというイラストレータの方が書かれていることを知った。
    • 非常に興味深い…