「改訂新版 Vue.jsとFirebaseで作るミニWebサービス」を読んで
書籍
改訂新版 Vue.jsとFirebaseで作るミニWebサービス (技術書典シリーズ(NextPublishing))
- 作者: 渡邊達明
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2018/10/05
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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この本を選んだ理由
印象に残った点
(以前に読んだ本よりも)Firebaseについて詳しく書かれている
- Firebaseはスケーラブルだが大量のユーザやトラヒックを扱うとなると運用にかかる費用は自前でバックエンド開発したほうがコストが安くなる傾向があるとのこと
- どこのラインが境界になるのか?は別途調べないと分からないにしてもありがたい情報。
- 本を読みながら実装すればGoogleアカウントでのログイン&ログアウトも簡単に実装できる。やりおるFirebase。
- Firebase DatabaseはJSONで設定を記述する。認証だけではなくValidateやIndexの設定も出来る。(参照)
- 認証設定はカスケード式なので数珠つなぎで設定が引き継がれるが、Validateはカスケード式ではないので個別に書く必要があるらしい。
- Firestore学びたいのぉ。
- 認証設定はカスケード式なので数珠つなぎで設定が引き継がれるが、Validateはカスケード式ではないので個別に書く必要があるらしい。
- value イベントを使用して変更をリッスンするにはon()またはonce()を使う。(参照)
- on()であれば常に、once()であれば一回だけトリガーされる。
- Valueの対象は指定したDBのパスの子要素が変更されても対象になるとのことで、rootを指定するとめちゃ呼ばれてえらいことになるらしい。
- ただ、Firebase Functionはこの本に記載がないのが心残り。
コラムの「ちょい足しポイント」や「用語説明」があり、私のような初学者にとってありがたい
- 「次にこの内容を学びたい!」「そのワード気になってたんで補足あって助かる~」ということが多く、個人的には凄く良い。
- CircleCIでFirebaseのdeployができると書いてあり、脱線してCircleCIを触るきっかけとなってとてもありがたかった。
フロントエンド開発(JavaScript/Vue.js/CSS等)についても色々と学ぶことができる
- 少し齧ったことがあったので、得られることは多かった。
- 完全に初心者だと少しとっつき辛いかもしれないと思った。
- 下記については知らなかったので良い勉強になった。
- vue-cliのWebpack-simpleテンプレート使うとwebpack-dev-serverが入るのでローカルサーバ立ち上げれる。
- webpackのSourceMapとはなんぞや?ということがわかった。
- marked入れると簡単にMarkdownエディタ作れる。
- 標準のCSSはmargin等が入っていて意図通りのデザインにならないことの原因になるため、一度リセットすることがあるとのこと。知らなかった。
- githubのMarkdown表示用CSSあるんだ。へぇー。
- ロゴフォントの試し書きサイトがあるんだ。へぇー。
- Webサイトの利用規約について書き方が書かれているサイトがあるのか。そのサイトを参考にしつつ類似サービスの規約も見て随時追記すると良いとのこと。規約について触れることもなかったので勉強になるなぁ。
今後
- Vue.jsもう一回勉強したいなぁ。
- (Firebase Function以外でも良いので)FaaSについて学びたいなぁ。
余談
- ブログへのアクセス情報をもっと細かく知りたいと思い、こちらを参考にGoogleAnalyticsを導入してみた。
- もっと早くから導入しておけばよかったと後悔している。