「カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで」を読んで
書籍

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- 作者: 市谷聡啓,新井剛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この本を選んだ理由
- チーム作り/組織作りに興味があり、まずは自分から改善が始められる部分があれば…と思ったから。
所感
良かった点
- 心に刺さるフレーズ、すぐに実践したいとプラクティスが詰まっていた。
- 「許可を求めるなら謝罪せよ。許可がおりるまで待ってモチベーションを下げるくらいなら、結果がついてこないときに謝ったらよい。」
- 上長に許可を取ろうとしたがネガティブな発言をされモチベーションを下げた経験はある。確かにその通りで結果がついてこなかったときに謝れば良い。このマインドで仕事をしようと思ったし、上に立つときは謝罪する相手が許可を求めなかった理由も考えるようにしたい。
- 「新たな一歩を踏み出すのに遅すぎるということはない。行動を始めるべきだと気づいたそのときが、その人にとって最速のタイミング。」
- 仕事に関わらず、何か新しいことをやってみようと思っても、「今更遅いよなぁ…やめておこうかなぁ。」と思うことがよくあった。自分のやりたいという想いを大切にし、素直にアクションにつなげられるようにしたい。そして、周りの人が一歩踏み出すのを躊躇しているときは一押ししてあげたい。
- ダニエル・キムが考えた成功の循環モデル。結果の質を向上させることからスタートすると、一時的な結果は出るかもしれないが、長期的な結果を出すのは難しい。関係の質から改善することが成長し続ける近道。
- 仕事で「関係の質」を軽んじているように感じる。今チームで動いているが、上からは結果を求められるが、関係の質を強化することを取り組んでいきたい。
- 会社標準でプロジェクトに直結しないスキルマップではプロジェクトの成果に繋がらない。繋がる項目であることに意味がある。
- 確かにその通り。今の組織はスキルマップがあるが、あまり意味がないと感じていた。プロジェクトから吸い上げたものではないので意味がなく、形骸化してる感がある。
- チームビルディングの三種の神器「インセプションデッキ」「ドラッカー風エクササイズ」「星取表」
- これは良い。新しいチームのときは実施してみたい。
- リーダーズインテグレーションというチームの信頼関係を高めるワークがあることを知った。
- SL理論(Situational Leadership)。メンバーの成長に応じてリーダーシップスタイルを変えていく。
- 確かにリーダーシップもメンバーの状況次第で変える必要がある。今上手くいっているからといってそのままで良いわけではない。正しく現状を把握し振る舞えるようにしたい。
- 「許可を求めるなら謝罪せよ。許可がおりるまで待ってモチベーションを下げるくらいなら、結果がついてこないときに謝ったらよい。」
- 現状の仕事、会社、組織に嫌気がさした時に読み返せばまた頑張る気持ちが出る本。
- 職場の課題図書にしてほしいと思うくらい良い本。悩める後輩がいたらこの本を読んでもらって熱く語り合い、ともに頑張っていきたい。
その他
- 最近読んだ本で間違いなくナンバーワン!!
- 長々感じたことを↑に書いたがそれ以外にも書きたりないくらい学びが多かった。